分離教育からインクルーシブ教育へ

日本の特別支援教育は分離教育からインクルーシブ教育へと変わる過渡期であると考える。日本は現在、通常教育と特別支援教育が別々に行われており、分離教育が行われている。そんな教育からインクルーシブ教育に変化していくべきとやっさんは今日の講話で話してくれた。

やっさんは松橋支援学校で過ごした過去があり、やっさんは「みんなと同じ通常教育を受け、友達といっぱい遊びたかった」と言っており、今の日本の分離教育は問題であると考えていた。当事者の声にもっと耳を傾けなければならないし、障がいを持っているから家族と離れ寮生活を強いられたり、他と別の扱いを受けたりすることは自分も間違っていると思う。しかし、今の日本の現状ではインクルーシブ教育をするのにはまだ遠く、様々な問題をクリアしていかないとインクルーシブ教育になることはできないと話していた。

その大きな問題は教員不足である。インクルーシブ教育を実現するには1クラスに2人以上の教員を配置して一人は勉強が苦手な子や、障がいを持つ子のへのサポートをする必要がある。そのため、教員をもっと増やしていかなければインクルーシブ教育を実現するには難しい。

それから、障がい者に対しての理解が足りないことも問題である。小学生は障がい者に対し偏見などを持ちやすい時期である。しっかりと障がいについての理解を深めていく教育をしていかなければならない。

私は小学校の教員を目指しており、教員になったときには障害に対し、偏見が生まれないように一つの特性であると指導していこうと思う。そして多様性という言葉を子どもたちに伝えていきたい。今の日本はまだ障がいを特別なものと捉えている人が多くいる。インクルーシブ教育への第一歩として、私が先生になったときには子どもたちへ障害に対し、特別なものではなく1つの個性ということを重点的に指導していこうと思う。

 

まさお君