「5日間の実習を通して」

 5日間のくまもと障害者労働センター:おれんじ村での実習を終えてカフェや弁当製造、お菓子作りなどの業務に携わり様々な障害をもたれた利用者の方達とともに働いていろいろなことを学んだ。

 

初日は、おれんじ村の仕事が多岐にわたり1つのことだけでなく様々なことに挑戦でき楽しみであるのと同時に、自分が職員や利用者の方たちの足を引っ張ってしまうのではないかととても不安であった。しかし、おれんじ村で働かれている皆さんがとてもやさしく教えて下さり、不安もすぐ吹き飛び5日間の実習があっという間に感じるほど楽しむことができた。先ほども述べたようにおれんじ村では様々な業務があり、人それぞれに合った仕事を与えられみんながいきいきと働いている姿を見て自分も負けていられんなと感じた。

 

 特に私が印象に残ったのは、元利用者のやっさんの「インクルーシブ教育システム実現」の公演だった。私は、この講演を聞くまでこの横文字のシステムについて当たり前のように感じ、特別だという認識はあまり持っていなかった。しかし、日本の分離教育によって思うように勉強や遊びが出来なかったという経験からインクルーシブ教育の実現に向けてこの活動を続けていくという言葉に強い意志を私は感じた。私も卒業後教育の分野に携わるかもしれないのでインクルーシブ教育の重要性を伝えていきたいと思った。

 

最後に職員及び利用者の皆さん、5日間の実習で私が仕事に慣れず失敗したこともありましたが、優しくサポートしてくださってほんとにありがとうございました!その皆さんの明るさに私自身すごく助けられました。