良いところを尊重し、できないことは助け合う

初日はおれんじ村はどんなところだろうと緊張して向かったが、おれんじ村の皆さんは緊張をほぐすためにたくさん話しかけて下さり、自分から話すのが苦手だった私は安心して実習に臨むことができた。5日間はそれぞれの部の仕事に一緒に入らせていただき、毎日新しいことばかりで、どの作業も新鮮でとても楽しく行うことができた。様々な部の皆さんが毎日あたかかく迎えてくださり、何も知らない自分に優しく教えてくださったため、日がたつごとに緊張がほぐれ、あっという間に終わってしまったなと感じている。

 

5日間のおれんじ村での実習を終えて、私は、相手の良いところを尊重し、できないことは助け合うことがとても大切であると感じた。おれんじ村の方は相手の良いところを自分の事のように話されていてとても素敵だと思った。人を見る際にどうしても悪いところに目が行きがちであるが、良いところに目を向けることで自分にとっても相手にとっても幸せだと感じた。おれんじ村の方のお話を伺って、できないことは誰かに助けを求めることも今後意識して過ごしていきたいと思った。私は迷惑になるかもしれないと思って、一人で抱え込んでしまうことも多くあるので、できない、協力してほしいと思った際には迷わず助けを求めようと思った。また誰かに助けを求められたとき、相談されたときは、積極的にお手伝いをして、たくさんの人と助け合える関係を築きたいと思う。

 

今までは、障がい者に対して大変そうであるから助けてあげなきゃという思いを持っていたが、おれんじ村での実習を通して障がい者の方と共にうまく生活するにはどうすればよいかと考えるようになった。障がい者と特別視するのではなく、障がい者であってもそうでない人であっても、お互いの良いところを見つけ、お互いを尊重して助け合うという思いをもってこれから生活していきたい。

 

あじさい