今と将来に活かす学び

実習に入る前、私は「障害をもつ方が働いている施設」と聞いて、正直、閉鎖的で暗いイメージを抱いていました。しかし、実際に皆さんと関わる中で、そのイメージを変えることができました。皆さんの生き生きと仕事をする姿がとても心に残っています。初日は、あまりコミュニケーションを取ることができませんでしたが、時間がたつにつれて、いろいろなことを話すことができたので嬉しかったです。また、お弁当や製造、カフェ、販売などを体験して、働くことの大変さを知ると同時に、協力することの大切さを学ぶことができました。何かしらの障害を持っていたとしても、互いに助け合うことができれば何でもできるということを実感しました。ここで、過ごした時間は一生忘れません。

 

 

 また、やっさん、はるみさん、てっちゃんのお話の中では、障害をもつ方の視線から、多くのことを学ぶことができました。インクルーシブ教育や障害者差別など学校で学んだことではありましたが、それだけがすべてではなく、実際に障害をもつ方の話を聞いて気づくことがたくさんありました。現実を知りショックを受けると同時に、これからの日本の未来を担う私たちが取り組まなければいけない課題だと感じました。今私ができることとして、困っている方への声掛けやすべての人に考慮した配置などを、アルバイト先や学校などで取り組んでいこうと思います。

 

 

教師になったら必ず障害を持つ子どもたちと関わることになります。今回の実習で学んだことを活かし、子供たちの将来のために最大限の力を尽くしていこうと思います。他の職業に就いたとしても、障害をもつ方の視線から物事をとらえ、バリアフリーの徹底などに積極的に取り組んでいこうと思います。

5日間、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

 

 

いちご大福