熊本県立大学 しおりん
5日間お世話になり、本当にありがとうございました。
毎日、全く異なる経験・体験をさせて頂き、貴重な時間だったなと振り返っています。
おれんじ村さんの「自立」を目標とした取り組みに大変感銘を受けました。
様々な活動に参加させて頂きましたが、それら全てが3日目のYさんのお話に繋がっていると思いました。
普通に生活していると、健常者の方が働いている場面は必ず目にしますが、だるそうな人が多いなと感じることをも多々あります。
しかし、この5日間おれんじ村さんメンバーとして一緒に働かせて頂いて、そのようなこと一度も感じることなく、むしろ皆さん生き生きいているように見えました。
それは、皆さんが健常者とは違う経験をしてきて、社会と繋がる意味をよく知っておられるからではないかた思いました。
「障がい者の方は大変だから、施設に入った方が良い」と考える人も多い中で、確かに施設に入れば食事が勝手に出てきたり生活の中で大変なことを手伝ってもらえたり、する事といえばレクレーシャンやお話だったりと何かと楽かもしれないけれど、きっとそれに本当の自由はなくて、自分で働いたお金を趣味に費すことやわくわくすることをしたいと思った人達がこのおれんじ村に集まっているのだと思いました。
障がい者の方々は伝えるのが難しいことがあるけれど、当然自分の意思があるのに周りが全部決めつけて息苦しくさせているのだと思います。
また、今まで熊本市や日本の制度や法律について詳しくは知りませんでしたが、そこにも問題があるように感じました。制度や法律の対象は障がい者なのに作るは健常者では、ギャップが生まれて当然だと思います。
Yさんの話では、「ここが不便だ」と思うことがあって熊本市に伝えるまでに多くの手順をまなければならないし、変わるまでに半年かかるのが普通だということでした。
困っている人は今困っていて、毎日生活があるのに半年もかけるという現状は問題だと思います。
障がい者の方も多くの選択の中から選んでいけるような社会になるべきと思いました。
障がい者の方も多々と思いを通じさせることが出来し本当に心が温かくなりました。
これからの将来に確実にプラスになる貴重な体験でした。
本当にありがとうございました。