2016年4月14日の夜9時半に、益城町で震度7、おれんじ村で震度6強の激震にみまわれました。
これから、くまもと地震での、おれんじ村や障害者の人たちの様子を連載でお伝えします。
私(まさき)はヘルパーさんが就寝介護で来てもらっている時に、大きな揺れで家の中は茶碗とか食器が棚から飛び出しほとんど割れてしまい、とても怖かったです。それでヘルパーさんには見守り介護で2時間くらい居てもらいました。とりあえずベッドの上は片付けてもらいましたが、寝る気になれず、次々に起こる余震におびえてベッドに腰掛けて朝まで過ごしました。
4月16日の午前1時半にはまた益城町で震度7、おれんじ村で6強の地震が長く続きました。
寝ていて目が覚めた直後に地震が起こり、おれんじ村のスタッフが心配して家まで駆けつけてくれました。私はスタッフと一緒におれんじ村の駐車場に避難しましたが、少し余震が収まったように思ったのでスタッフと家まで一緒に帰り、夜を過ごしましたが、一睡もできませんでした。
あくる日の昼に、おれんじ村に来て、それから8日間ほどおれんじ村で、他の避難してきたメンバーと過ごしました。