おれんじ村避難所生活

熊本大地震から1ヵ月。
早いのか、遅いのか、
時間の流れがわかりません。

あまり思い出したくないけど、震災当時のことを少しお伝えします。

おれんじ村では、地域で一人暮らしをする障害者が多く働いています。
熊本大地震が起きて、
おれんじ村の働く場は、みんなの避難所となりました。
多い時では、約10名がおれんじ村で、避難生活を過ごしました。


電気、水道も止まり、余震が続く中(夜中に何度も大きな余震が)、
昼間は、みんなで協力して食糧や飲み物の確保に走りまわり
夜は、身を寄せ合い固い床の上で長い夜を過ごしました。

先のことも考えられず、
余震の不安におびえ
ただただ目の前の「生きる」ということを考えた日々でした。

おれんじ村の避難者は
4月末には新しい生活へと移りました。
(自宅に戻ったり、仮の住まいに越したり)
そして、おれんじ村避難所は、5月から普段の働く場へと戻りました。

マリオ