この24,25日に芦北で、部落解放研究集会が開催されました。
毎年、この研究会では販売をさせて頂きます。
地元の物産展なんかもやってたので、
目立たないと!てことで、
はっぴとのぼりで対抗です。
入り口のど真ん中で呼び込みをしました。
そのかいもあって、休憩時間にはたくさんの方がよってきて下さりました。
販売も一段落して、おつかれーと隣を見ると、
ありえんくらいにはっぴとのぼりが似合う人が立ってました。
普段は製造に入っているIさんでした(笑)。
完璧じゃねぇ〜などと笑っている時、
うちの理事長は壇上でまじめに講演してました。
外にもスピーカーが置いてあって、よく聞こえてきました。
水俣のこと、
沖縄のこと、
カナダの先住民の水銀被害のこと、
被差別部落のこと、
福島のこと・・・
いつも差別や健康被害にあうのは、
地域でほそぼそとあたりまえに生きる住民でした。
図面やデータではあらわせない、住民でした。
また、二日目は緒方正美さんがレポートを発表されました。
要点は、「行政」を「住民を助けるための機関」であると信じ続けたこと。
50年間もの間、裏切られ続けても信じること、
そして「許す」(決して上から目線ではなく)こと。
行政からも住民からも差別されつづけても、
「人間」を「行政」を信じること!
「信じる」というのは私たちの日常にあるようにみえて、
なかなかできないことだと、僕は思います。
それが「信じ続ける」になると、もっとできません。
緒方さんは「水俣病の被害をうけたからこそ今がある。
いろんな人やことに出会えたことを感謝している。
今日みなさんと出会えたのも水俣病の被害をうけたからこそです。」
とレポートの冒頭でおっしゃってました。
レポートを聞き終わって、最初の言葉が浮かんできました。
まずは、僕の生きる場所で信じることからはじめようと思いました。
で、販売ですが、たくさん売れましたよ。
みんなで頑張ったけん、温泉入って帰ろう!てことで、
応援団のTさんも混じって温泉に入って帰りました(ここだけの話ですよ)。
なかなか実りのある販売でした。
みんな2日間おつかれ!!
ひさじまん&たけのこ