くまもと地震のおれんじ村(2)

◆お知らせ◆
 震災により、おれんじカフェが営業できなくなりました。当面、おれんじカフェのイベントや木曜日の宵カフェもお休みします。

◆仕事しています◆
 おれんじカフェの仕事ができなくなり、仕事を工夫してみんな働いています。

◆ひろすけのこと◆
 14日の熊本地震のとき
 あの日、宵カフェから電動車イスで自宅に帰って、入浴介護のヘルパーさんが8時40分に自宅に来られました。入浴を終え、パジャマの着替えを支援してもらってヘルパーさんには帰ってもらいました。ベッドで、さあ寝ようとしていたら、ものすごい地震がありました。父が愛犬の散歩に出かけていて周辺の家から瓦がバラバラ落ちてきたので、慌てて帰ってきて、私を家から連れだし、家の横の広場に車を止めて、車の中で父と一緒に車中泊しました。揺れがしばらくしていたら収まるだろうと待っていましたが、収まりませんでしたので、朝までずっと車の中にいました。Kさんに連絡を取ったら、危ないから15日も自宅待機してほしいと言われました。
 16日の地震のとき
 家に寝ていて、深夜の1時半に2回目の地震が起こりました。ベッドに寝ていましたら、ものすごい揺れになり、家の家具が倒れたり、食器が飛び出して割れてしまいました。私は逃げられなかったので、兄が私をベッドから抱きかかえて外に避難しました。その日も車の中で父親と二人で車中泊をしました。腰が痛くて眠れませんでした。
 それからも揺れは収まらず怖かったので、食事は机を外に出して食べ、夜は車で車中泊を続けました。
 現在、家はタイルがはがれ、天井にも亀裂が入ってますが家は大丈夫で、なんとか家で過ごすことができています。22日の金曜日に自宅にいたら、Nさんから25日から再開しますと連絡があり、25日からセンターに来て、働き始めました。