2020年度をふりかえって
~そして、2021年度へ~
2020年度が終わる。
コロナで始まり、コロナで終わる。
今までにない、本当に大変な1年だった。
おれんじ村にとっても、大きく売り上げは落ち
きびしい経営状態だった。
4月、5月の売上は、例年の半分以下から、始まり、どうするか
みんなでアィディアを出しあい。いろんなことにチャレンジ。
そして、営業。
おかげで、お菓子は、プチギフトの受注が増え弁当は、
たくさん注文をいただけるように。
もちろん、年間では売上は減りましたが、給料を下げずに1年がんばれました
みんな本当によくがんばった。
2021年も
コロナは続きそうですが、新しいアィディアにチャレンジして、
もっと魅力的なおれんじ村をつくっていきたいと思う。
じんけ
トイレレットペーパー ~障害者優先調達推進法を知ってますか?~
おれんじ村では
トイレットぺ―パーの販売を行っています。
役場、小学校、中学校、高校とたくさんの所に注文をいただいてます。
2013年に障害者優先調達法が施行され、国や地方公共団体は障害のある人が
就労によって経済的な自立ができるように優先的に障害者就労設等から物品等を調達するように求めています。
ぜひ、おれんじ村のトイレットペーパーをご検討ください。
『熊本地震、障害者はどう生きたか』
『最大震度七の大地震に二回襲われた益城町.....緑豊かで穏やかに広がっていた風景は、まるで爆撃を受けたかのように崩壊した。』と始まるブックレット。
すでに、読むことをためらう。
5年前の、恐怖を・・・思い出す。
それでも僕は読むことに決めた。一人でも多くの人に、この本を読んでもらうために。
ももかさん。
重症心障害児。医療的なケアが必要な彼女は、津森小学校の先生との出会いをきっかけに、支援学校ではなく、
地域の学校。 『津森小学校』、『木山中学校』へ入学。
子どもたちとの出会いで『なんでこの人死んでると?』と辛辣な言葉。
しかしそこで、同級生だけでなく、学校を超え地域の子どもたちと育む友情。
そして、子どもたちとのつながりが、地域の人たちとのつながりへと拡大していく。
そんな中、
2016年4月14日、16日に大地震が熊本を襲った。
ももかさんの自宅は全壊、2カ月以上の避難所生活を経て、仮設住宅に入居。
玄関からすでに段差だらけのバリア仮設住宅。
しかし、バリア仮設住宅での生活を続けることを選択する、ももかさんの家族。
そこには何が?
地域の人たちとともに、熊本地震を生き抜いた、
ももかさんと家族の生き様は、
現在の生きにくい『社会』、『職場』、『学校』を変えるメッセージがある。
熊本地震から5年。
忘れないでほしい。だから、ぜひ読んでほしいブックレット。
『熊本地震、障害者はどう生きたか』
ぜひ、いや、絶対に、読んでください。
追伸
おれんじ村では、昨年の暮れ、待望の新社屋ができた。
新社屋の構想は、ももかさんと一緒に働く場所を作ることがきっかけだった。
しかし、おれんじ村の新社屋が完成する前に
ももかさんは、帰らぬ人となった。
僕らは、ももかさんに誓う。
ちょっと堅苦しいなぁ。
いつも通り。そういつも通り。
ももちゃん、
ももちゃんに誓う
おれんじ村が、『福祉施設』でなくなる日を、僕らは必ず実現するよ。
おれんじカフェのスペシャル日替わり弁当
・焼きさば
・ふわふわ揚げ
・ポテトサラダ
・もやしときゅうりの中華和え