はるみさんの話を聞いて

今日の実習でははるみさんの話を聞かせていただいた。

それについて大きく二つに分けて考えた。

 

一つ目は、障がい者の方たちの住みやすい社会についてだ。はるみさんのお話の中で何年か前にはヘルパーさんに料理を頼んでも、手のかかる料理だと嫌がられたり、何かを頼んでも顔色を伺いながらお願いをしないといけないことから頼みにくく、いやな思いをしたという話があった。そういう状況が今も続いているのかはよくわからないが、障がい者の方たちが何かに困っているときや助けを求めているときに、その場の空気を読みながら、我慢しながらではなく頼みやすく、居心地の良い社会にすることが大切だと考えた。

 

二つ目は障害者労働センターの支援学校やその他の福祉施設との違いについてだ。はるみさんの話では福祉施設などでは支援者と介護を受ける側が明白に分かれており、支援をしている側にも助けてあげている、やってあげているという雰囲気が伝わってくるそうだ。それに比べてくまもと障害者労働センターでは、そのような立場の違いはなく、一つの仕事をみんなが一丸となって頑張っており、そこに良さがあるのだとおっしゃっていた。ここに研修に来て特に感じていることだが、この施設では障がいの有無に関わらず、みんなで仕事を分担して、お互いに支えあいながら仕事ができる環境ができていると感じる。障がいの有無に関わらず一緒に働けるという事が障がいを持っている方たちの働きやすい環境につながっていると考えた。

私が教員という立場になったときにみんなと一緒に作業や勉強をできるようなそのような環境を作ってあげれば、障害を持っている学生も学びやすい場所になると思った。

 

みしま