第5回おれんじ手話教室。

9月1日土曜日、おれんじ手話教室を開催しました。
参加者は、学生さん、学校の先生、センター関係者で、
5名でした。


今月は、「な行」と「は行」の指文字と、
季節のあいさつなどを習いました。



学校の先生というのは、センターの昔からの応援団の方で、
聾学校に6年ほど勤めておられます。
なので、いろいろ補足して頂きながら、教室を進めました。
日本語に方言や地域による違いがあるように、
手話にも地域性や方言、学校や教室による違いがたくさんあるそうです。
なので、熊本聾学校での手話を平行して教えて頂きました。
また、おれんじ手話教室では、意味を考えながら、
手話を勉強するので、なんとなくしていた手話に含まれている
意味なんかを改めて知ることができたそうです。


少しですが、最低限の自分のことを自己紹介できる程度の手話は、
みんなできるようになってきました。


また、ふだんORANGE CAFÉでは、U先生が働いているので、
作業するのに他のスタッフも手話を利用するようになりました。
いろいろハンデをかかえているスタッフが多いので、
こちらも少しずつですが、手話をおぼえているようです。
そして実は、U先生も手話が苦手なので、
先生自身も勉強しているそうです。
こうやって、みんなで手話を勉強している労働センターののでした。


教室が終わって雑談していると、
学生さんが帰省したお土産ですといって、お菓子を先生にあげてました。
先生のうれしそうな顔。
人間関係が広がるってうれしいなぁ。