わける必要はあるの? ~おれんじ村で実習の感想~

この一週間で多くのことを学び、考えさせられることが多々ありました。

障がいのある方と働くことが初めてだったので、どんな感じなのかなにも想像つかない状態でのスタートでした。

おれんじカフェやまいぺーす、センター内で様々な方と触れ合う中で、お話をしたり、一緒の仕事を楽しく行えました。

 

 

 印象深かったことはYさんのお話と障がいのある人の労働についてです。

Yさんの話からは、障がい者が抱える『他人へ迷惑をかけられない』という思いからの自己決定のできなさなどの歯がゆさや社会福祉の制度の問題を学びました。

自分が当たり前だと思って過ごしてきたものが当たり前ではなくいかにめぐまれていると気づかされました。

また、障がい者の一人暮らし、自立を支援するような制度を整えていく必要があると思います。

 

次に労働については、障がいがあっても得意分野を活かせれば、区別される必要はないし、我々が考えている以上に何でもできるので、障がいがあるからと言って分ける必要はなく共生できるものではないかと思いました。

 

 現在、養護学校が増加してきており、障がいがあればそちらを選択してしまいがちになってきているけれど、学校を出れば社会人の一人になるので初めから分かれずに共に過ごしていければもっと可能性は広がっていくと感じました。

 

 

 みなさんの優しく、パワフルな姿や、たくさんの声かけから元気に楽しく一週間の実習を過ごすことができました。

 

 短い間でしたが本当にありがとうございました。

 

 

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