熊本学園大学から実習生がやってきましたパート2

G大学 S学部実習生 Nさん
今日、Yさんのお宅を訪問し、お話を伺って、「障害者の方の1人暮らしは、そうでない人の1人暮らしと本質的には変わらない」のかなと思いました。
また、障害者の方が1人暮らしをする場合、ヘルパーさんの活用により、施設への入所と比べると自由度は高くなるが、そうでない人と比べると自由度は低くなるので、そうでない人と同じような生活を送っているのではないんだなと感じました。お宅に伺った時、まず驚いたのが、お宅の出入り口が窓にあったことでした。玄関にスロープなどがついているのかなと私は思っていたのですが、実際にはウッドデッキのところを登り窓の近くまで行き、窓を開けて入られていました。他にもYさんのお宅はもともと畳だったのをフローリングに改修してもらったそうです。

Yさんの普段の生活について伺い、ヘルパーさんの介助を受けながら過ごされているそうです。そのことを聞き、他人を家に入れることなので大変そうだと思いました。しかし、Yさんはその生活を楽しまれている様子でした。

以前よりはよくジャニーズのコンサートで東京や大阪に行かれていたそうですが、最近は大阪の方に行っているそうです。最初はヘルパーさんと一緒に行き、コンサートが終わるまで外で待っていてもらっていたそうですが、終った後合流するのに時間がかかるため今は、一緒に入ってもらっているそうです。
その後、買い物に同行させていただきました。買い物中の様子は、店員さんから理解を得たうえで、スムーズに買い物をされていたのが印象的でした。
このような経験をして、私は「障害を持っている方もそうでない方も本質的には変わらないこと」を改めて感じることができました。再びYさんのお宅に訪問する機会があれば、浴室やトイレ、台所を今回は拝見していないので、拝見したいと思いました。