被災地の今。

たけのこです。
先月末に代表の倉田が、「もっこす元気な愛」の上映会のため
北海道に呼んで頂いたので、
講演と行商をしながら、北海道・東北をまわりました。


上映会

そこで、今週と来週、震災の被災地の状況を少しお伝えしようと思います。
以下倉田です。

代表の倉田です。
10月29日より、
宮城県石巻福島県南相馬市の被災地を回って来ました。
私は震災後、何度か宮城や福島を訪れていますが、
今回は「仙台被災地障害者センター石巻」の方に、
石巻を案内してもらいました。

編集注:少しこのセンターのことを紹介します。

設立趣旨
『震災後、障がい者が避難できているか、
避難所で暮らせているか、
日常活動の場所などに破損はないか、
必要な物資はあるか、
などという課題が置き去りにされがちになりました。
そうした困難やニーズに対して、
迅速かつ細やかに「顔の見える関係」「つながり」を大切にしながら、
救援物資や救援金・人員をお届けしたいと思います』

活動内容
①被災された障がい者への物資、支援金・人員の提供
②被災された障がい者に関する情報収集・提供・情報交換
③被災された障がい者に関する調査・行政などへの政策提言  
→ここまで編集注

石巻もだいぶん瓦礫などは片付けられていましたよ。
しかし、津波の被害が大きかった所は、
まだ手つかずの所もありました。

仮説住宅は若者が出て行き、
高齢者だけが残っている状況でした。

復興住宅が5年後にならないと建たない為に、
行き場がないようです。

震災から2年8ヶ月経って、
現地の人たちが言われる事は、
『被災地をきっかけにボランティアに来ないで欲しい。
「ボランティアに来ましたけど何をしましょうか?」と、
言われる人たちが多かった。
現地ではただでさえ混乱しているのに、
ボランティアの対応が大変なので、
ボランティアの方には「私は○○○が出来る」と言う方に来て欲しい。
避難所には、
最低でもスロープと多目的トイレを義務づけて欲しい。』
と言われていました。

つづく。

倉田&ひさじまん&たけのこ